プリムス君と鴨川の黄昏
みなさんこんにちは、プリムスです🇧🇪🍺
もうすぐ8月が終わろうとするのに、まだまだ暑くて本当は毎日冷蔵庫の中で過ごしていたいんだけど、そうすると音楽も聞けないし他のビールたちや毛むくじゃらや自称タンタンともお喋りできないからね。
と思ってたら、今日は無鉄砲が電車で遠くに連れてきてくれた。と言ってもカバンの中だから自分が一体どこに向かっているのかわからなくて。それに何やら探し物や買い物をしてる無鉄砲は僕をカバンの中に入れてきたのを忘れてるんじゃないかってくらいで。
でも、辺りの看板なんかが少し灯りだして少しだけ涼しく感じ始めた頃に僕はカバンの中からそっと出された。そこは鴨川と言って京都の真ん中を流れる川で比較的古い建物が連なる場所だった。そして川のそばでテーブルなどでごはんを食べたりお酒を飲んでる人も居たし、川べりで話し込んでる人たちが同じ間隔で行儀良く並んでいる光景が少し不思議だった。
無鉄砲は街中を川が流れる景色が好きらしかった。昔は人や荷物を船で運んだから、街中に川が流れるところは発展しやすかったんだって。京都も大阪も、そしてパリにはセーヌ川が流れてて、ロンドンにはテムズ川が流れてる。ブリュッセルはどうだったのかな?帰ったら調べてみよう、と無鉄砲は言った。
僕の後ろに映る建物は東華菜館と言ってとても古くて由緒正しい中華料理店なんだって。日本国内に現存する一番古いエレベーターがあることでも有名らしくて。
ここでもやっぱり古いもの自慢だよ😣
それなら、どんどん歳をとって古くなるのは無鉄砲にとっても喜ばしいことじゃないか、と言うとそれだけは複雑らしい(笑)古いものが好きなくせに自分が古くなるのは勘弁っておかしな話だと思うけどな。
でも、黄昏の鴨川はとても美しかったよ。
そして僕も川べりで気軽に飲んでもらえるようになれたらいいなって橋を渡りながらちょっと思ったりしたよ。
それでは、またね: )