プリムス君と東京国立近代美術館
みなさんこんにちは、プリムスです🇧🇪🍺
先日、無鉄砲は東京ビアパラダイスに行く前にどうしても行きたいんだといって東京国立近代美術館に足を運んだ。その時、殆どの荷物は預けたのに何故か僕は一緒に行くことに。プリムスも見た方がいいよ、彼の絵だけはねって。僕が見てわかる絵なんだろうか…
地下鉄竹橋駅を出て数分で「ピーター・ドイグ展」と書いてるそこにたどり着いた。絶対に来るって決めてたんだろうね、無鉄砲は事前にチケットを買ってたからスムーズに入場したよ。
そして、入ってすぐの作品の前で長い時間立ち尽くしていた。
水面に映る風景はシンメトリーのようでいて、実はそうではない。夜の風景だけど、空よりも水面の方が暗い。この水面と夜空はどちらが上でどちらか下かわからない。真ん中のボートが辛うじて上下の位置を知らせてくれる。
そしてこのボートは…13日の金曜日に出てくるあのボートだと連想させる事で一気にこの絵が不穏なものへと変貌を遂げていくんだ。
実はピーター・ドイグの作品群はこのような手法をしばしば用いるんだって。
無鉄砲は出口の見えないドイグの世界に足を踏み入れてしまったようにも僕には見えた。
大丈夫なのかな…
(続く)