プリムス君とお上りさん②
みなさんこんにちは、プリムスです🇧🇪🍺
無鉄砲の焦る表情の理由は、目的地がとても大きな駅だったからだと判ったのはずっと後のことだった。そして僕たちはあるお店の前に居た。少し中を覗くと僕の兄弟や親せきがたくさん居るのが見えた。そこは僕が時々写真で見る世界だったんだ。
そこにとても懐かしい人が居た。
僕を日本に連れてきてくれたボーレンさんだった。 彼は久しぶりだね、と言って僕を飲みだした。無鉄砲は僕やお料理なんかの写真をずっと撮り続けている。家とは違って自然光が全くない場所での撮影はとても難しかったみたいだよ。
整然と並べられているグラスや美しい料理、楽しい笑い声をだしながら美味しそうに僕たちを飲んでくれてるお客さんたちを見て、僕の居場所は本当はここなんじゃないかって思った。
無鉄砲もたくさんの写真を撮り終えてから、僕たちを飲みだした。ボーレンさんと無鉄砲は何やら難しい話をしている。僕たちにはさっぱりわからない。ムール貝くんも静かに黙って聞いていたけど、残念なことに彼は日本語が殆どわからないらしかった。
しかし、ボーレンさんも無鉄砲も僕たちを飲むうちに表情は和らいでいったのは確かだった。
さて、ここはどこかって?
https://tokyobeerparadise.owst.jp/
それはここだよ↑ 東京駅から少しばかり歩くけど、直結のビルの地下にあるレストランだ。我ながらとてもいいお店だと思った。仕事帰りにみんなで集うにはちょうどいいんじゃないかな。
みんなも行ってみてね、ボーレンさんも時々そこに居るみたいだからね。
それではまた :)